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​残された時間のための誓い

僕は命がある限り生き続けます。この世界に生まれたことに何かしら意味や使命があるからです。それを、忘れずに自分にはできることを考えたいです。僕は誰よりも、生きることの難しさを知っています。

 

僕は治療法のない難病を抱えているからです。日々日頃から、生と死の狭間と向き合っています。どうすることのできない現実と押し寄せる恐怖心の中で生きています。この痛みや苦しみから逃げるのではなく、ありのまま気持ちに浸ります。大事にして愛します。独りで抱え込まずに、文章にして色々な人に伝えます。その1つ1つの活動をしていく中で、生きる姿勢やひた向きさを貫き続けることを誓います。

 

又、僕は家族に恵まれなかった不幸があります。愛されたり、認めてもらったりした記憶はありません。僕は誰よりも孤独だったかもしれませんが、医療に携わる人から優しさや願いを与え続けられました。今、生きられるのはその人たちのお陰です。どんなときも、感謝をして人と関わることの大事さを伝えることを誓います。

 

僕は人やものに対して、深い愛情や思いやりを抱く気持ちが強いです。人々が笑い合っている時間が誰よりも好きです。確かに、僕の過去は寂しさや悲しみばかりでした。これまで壁を乗り越え続けたからこそ、人の立場に立って物を見たり、自分がされて嫌なことを人にしたりしないように育つことができました。僕は過去を否定しないことを誓います。

 

過去があったからこそ、立派に歩くことができます。僕は自分らしく生きられるように、前向きでいることを誓います。1人でも多くの人に希望や笑顔が増えるように活動することを誓います。

 

僕には、絶対に達成したい目標があります。心から人を好きになり、人を信じられる出会いを増やすことです。その中で、僕が愛したり、愛されたりできる関係を作りたいです。桜を一緒に眺めながら綺麗だと言い合えたり、青空の下で一緒に好きな曲を聴いたりしたいです。

 

自分や人の関わりや自然のはぐ恵みに対して、かけがえのない存在と思うことを誓います。何気ない幸せを残された時間の限り味わうことを誓います。

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