top of page
「死から分かること」
 
DMDは生と死が隣合わせです。いつ心臓が止まってもおかしくはありません。普通の人より心機能は3分の1しかありません。しかも悪くなる一方です。10代、20代、30代ぐらいの人で意識することは少ないです。死ぬことは怖いです。まず、自分が死んだあとどこにいってしまうのか?自分が生きていたことを忘れられてしまうのか?という2点だと思います。人は死から逃れることはできません。誰しもがそうです。DMDという病気なら若いうちに考えていくようにすることが大事です。これが前に進むことになるからです。自分が死んだあとどこにいってしまうのか?それは分かりません。可愛い女の子がいる楽園かもしれません。生まれ変わるもしれません。知り合いに会えるかもしれないです。そこは楽観的に、適当に意味を施しておけばいいです。自分が生きていたことを忘れられてしまうか?たぶん忘れられます。歴史を動かしたり、ノーベル賞を取ったりするような偉人ぐらいでしょう。それでも、家族や親友や支えてくれた人や愛してくれた人がいます。その人には忘れられないでしょう。それは何故でしょう。その人の生き方、ものの見方を価値観、人間味に惚れているからです。そういう人は、自分で学んだり、自分の経験を綴ったり、自分の価値を高めたりする向上心があります。常日頃から夢や目標を持って頑張ります。確かに、死は怖いです。こればかりは、受け入れることしかできません。だからこそ、この世界で輝くために勇気を出して、やりたいことしたいことを見つけてください。そして実現できるように戦略を練り実現するようにして欲しいです。自分と未来は変えることができます。本当に死が迫ってくると何気ない幸せを口にするようになります。分からないうちに死んでいくのです。死の受け入れは、死ぬ前日に終わります。1つの人生が完結するからです。この世界では変わることが困難になったからです。欲がなくなったから。満足したからです。
bottom of page